以前から流行している「筋膜リリース」あなたは筋膜リリースと聞くと、どんなイメージが湧きますか?
フォームローラーや硬めのボールで、太ももやお尻周りをグリグリと圧迫するのが「筋膜リリース」というのが、骨格ボディメイクに出会う前のわたしのイメージでした。
確かに、我が家にもたくさんのボールやフォールローラーといった危惧がありました。(購入していたのはもちろんわたしです!)フォームローラーを使ってリリースすることでかたくボコボコとした筋肉が柔らかくなって、すっきりした感じがある。と思っていました。けれど、実はそれってステーキやトンカツを作る前に肉叩きで「叩く」行為と同じだったんです。
筋膜リリースのフォームローラーやボールは固めにできています。組織を破壊はしても、これでは筋膜をリリースする「剥がす」というよりも「怪我をする」という状態で、2〜3日で元に戻る、ということの繰り返しでした。シンプルに言ってしまえば「怪我をしたから回復する」というのが骨格ボディメイク的な見解です。
筋膜を剥がすために必要なポイント
それは固いローラーやボールではなく、自分自身の手指で行う方法と、ゴムボールのような柔らかいボールでリリースする方法。どちらにも共通して言えるのは、自分のからだも捻ったりする「回旋運動」や「呼吸で動くこと」を加えることによって筋膜が剥がされるということ。
きちんと支点を作った状態で筋膜を捉え、そこからリリースしていくから「叩いてこわす」のではなく「しっかりと捉えて剥がす」ことができます。
そうやって少しずつ筋膜の癒着を剥がすことで、今までとは違ったからだのフォルムになっていく。そう思うと、なんだか楽しくなりませんか?
セラピスト仲間にセッションしてもらい癒着もはがれ背中がスッキリ。脇肉の感じが全然違いますw
こんなふうに、少しずつフォルムが変わっていくことが、いわゆるアリとキリギリスでいう「アリさんの一歩」だとしても、変化していることに変わりはないので半年前の自分と比べてみるとその一歩一歩が「歴然の差」として見えてくるんです。
セッションは他力でガラリと変わり、セルフワークは日頃の自分メンテナンスで少しずつ
継続してきてくださることで、1年前とは内側から別人になったと感じていただける方もいらっしゃいます。そして、最初は他力で受けた方が、わかりやすくからだが変わった感覚が動作などの体感レベルで出てくるのでおすすめです。とはいえ、やっぱり自分でコツコツやりたい。という方はセルフワークがおすすめ。
バランスボール30cmを買って、あとはヨガマットと100均ボールさえあればスタートできますよ!4月
からの春の新しい挑戦を、してみてもいいかもしれません。